「すべてのページ」と「離脱ページ」で離脱率が違って表示されている?謎にせまる。
【対象】中級
Googleアナリティクスの不思議シリーズ。
普段何気なく使っていると気が付かないがよくみると、あれ?
となる内容。
Googleアナリティクスの通常レポートで
ページ単位の離脱率を知るには2つの方法があります。
1.コンテンツ→すべてのページ
2.コンテンツ→離脱ページ
いずれを見ても離脱が多く発生しているページ、
というのを確認することが出来る。
しかしここで注目なのが
同じページでも上記の2つのレポート間で離脱率が違って表示されている
ことである。
今回はこの現象について原因を探る。
実際にレポートを見て差を確認してみる。
本当に上記のような現象が起きているのか?
まずは実際にGoogleアナリティクスのレポートを見てみよう。
どうだろう。
例えばトップページ(/)を見ても離脱率が異なって表示されているのがわかる。
実はこの現象、
Googleプロダクトフォーラム内で木田氏も解説しているが
各レポートの「ページビュー」のカウントの仕方の違いから発生しているものである。
どういうことか以下説明のスライド。
(クリックで拡大)
トリッキーなのは
離脱ページレポートの「ページビュー数」の考え方は特殊である点。
正直私にはなぜこの2つのレポート間で違った算出方法が用いられているのかはわからないが
定期的に観測をしていくのであれば必ずどちらのレポートから取得をした離脱率であるか、を統一する必要はあるようである。
以上離脱率の違いの秘密について。