検索エンジンをorganicに追加する
なんだか「そんな必要あるの?」という声が聞こえてきそうな
題目であるが、知っておく必要がある項目である。
そもそも流入には3タイプあって
1.参照アクセス
2.ダイレクトアクセス
3.検索(organic)アクセス
に分類される。
この3番の検索(organic)が難しいところで、
実はこのorganicは世界中の検索エンジンを含んでいるわけではない。
つまり
Google Analyticsが「これは検索エンジンである」と認識している
検索エンジンからの流入のみ、organicとして扱われるのである。
ちなみにGoogle Analyticsでorganicとして扱われない検索エンジンからの
アクセスは1.の参照アクセスとして扱われる。
ピンとこないユーザーもいるかもしれないが、
検索エンジンとはなにもGoogleやYahooだけのことを指すわけではない。
※上記3つは2013年2月現在すでにorganicとして扱われます。
Googleがorganicとして扱う検索エンジンは日々追加されている。
例えば
2012年2月から
・biglobe
・rakuten
・goo.ne
が追加された。ということはそれ以前はこの3つは検索エンジンとして
扱われていなかったということである。
※これらの情報は随時アップデートされていくので注意が必要。
どんな検索エンジンがorganicとして認識される?
GoogleDevelopersサイトにおいて発表されている一覧が
あるが、必ずしもここで紹介されているものが全てではない。
このブログは閲覧しているユーザーのほとんどは
日本国内の検索エンジンに興味があると思うので、
上記サイトで紹介されていないもので追加する必要があるものは
Cinciさんのサイトで紹介がされていたので参考までに。
絶対に追加する必要があるものか?
どこまで細かく解析したいかによりますが、
一昔まえに比べてずいぶん初期の状態でorganic扱いになるものが
増えたように思います。
それら以外の検索エンジンからの流入は大規模サイトでもない限り
ごく一部だったりするのでまずは初期状態で解析してみて意外と
organic扱いされない検索エンジンからの流入が多いようであれば
途中から設定をいじってもいいのかなとおもいます。あくまで個人的な
感想ですが。
いままでそこそこの数のクライアントサイトの解析を行なってきましたが
正直検索エンジンを追加しているサイトはほとんどないように思いました。