アドバンスセグメントとアドバンスフィルタの違い 〜数字が合わない謎について〜
Googleアナリティクスには
・アドバンスフィルタ
・アドバンスセグメント
という2つの似たような名前のフィルタ機能があります。
中級レベルに到達したユーザーであれば様々なフィルタを用いて解析を行います。
ここでよくある現象が起こります。それは・・・
「アドバンスフィルタ」と「アドバンスセグメント」でかけたフィルタの結果にズレが生じる
というものです。
同じようなフィルタ機能ですがこの2つはそもそも抽出の方法が違います。
今回はこの違いにて解説します。
■アドバンスフィルタで抽出
コンテンツ >> すべてのページ
から閲覧されたページの一覧を表示させ、それに対して
「yahooparameter」を含むものというフィルタをかけて抽出すると以下のようになります。
↓「yahooparameter」でフィルタをかけると
ページの中で「yahooparameter」という文字列を含むものだけが表示されます。
■アドバンスセグメントで抽出
以下のように「/googleanalytics/yahoo」というページの閲覧
というカスタムセグメトをかけると・・・
▼▼
上画像も見てもわかるように
カスタムフィルタで絞りこみを行った場合と表示されている結果が異なっています。
これはカスタムセグメントが以下のような仕組みになっているからです。
訪問の中で「/googleanalytics/yahoo」というページを閲覧したユーザー
のみを対象としたデータのみ表示している。
なので上記のようなデータになっているのです。
いかがでしょうか。
今までちょっと謎だった現象もこれですっきりです。